FROM FUSA

09/10/12

京丹後、倉敷をまわる新しい思い出ができそうな嬉しい旅となった。
まずは京丹後。前のりで隣町のシティホテルに入った時点ではよくある地方都市の風景でまぁこんなものかと思っていた。 が、翌日ライブ会場p-fourのある町に行ったらボクの気持ちは一発で持ち上がった。 丹後ちりめんのはた織りのパタパタという音が街中に流れていて、番屋造りの家が海まで続いている。

“最後の日本の風景”の一つが確かにそこにはあった。

リハーサル後p-fourの主人博田さんに連れて行ってもらった地元の人々が集まる呑み屋“とっさん”がまた素晴らしいのだった。

例のぬめぬめ魚“ぐび”のスープ仕立てと天ぷらが絶品。

東京に居ては食べられない珍味中の珍味。箸休めにトマト。これが露地物でまた大変旨い。 そして、かすべた(エイ)の煮付。全部驚くほど安く旨い。

本番前というのに地酒、酒呑童子をちょっと飲りすぎてしまう。 ボクとボクの同志は日本全国のこういう呑み屋を探しているのです。あ〜あ、幸せ! p-fourに集まる皆様。また必ず呼んで下さいね。 近藤二等兵すごく嬉しかったのであります。

翌日は天橋立に寄りブラブラ。

およそ15年前に自転車で来た事があってその様変わりに少し驚いた。どうして観光地ってこうなっちゃうんだろう。 そして今度も“観光地に旨いものなし”を実感。

あ〜あとか言いながら車で倉敷に向かう。でもこの日のイベントが実に楽しいものだったのだ。 ボクはお寺では何度か演った事がある。が、神社は初めてだった。 誰もが思うだろうが、バチが当たりゃせんかの?という不安。 地元青年会主催のコンサートだから、皆思い入れたっぷり。

音もやりやすく演っていて実に楽しかった。そして打ち上げもね。 季節の変わり目はいつも体調が悪く、飲んでいてすぐに眠くなってしまうのでお先に失礼してしまったが、本当はワイワイ朝まで飲みたいと思っておるボクなのだ。 皆様本当に有難う。 また素晴らしいコンサートをプロデュースして下さいね。特にボクでなくて宜しいですから。 皆様がいつも楽しく過ごせます様にっと。

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