スタッフダイアリー

房さんの日常をスタッフ目線でお届けいたします!

2011.3.31

今日で3月が終わります。
地震から早いもので20日が経ちました。

このスタッフダイアリー、地震の事を思うとなかなか筆が進まない気持ちになっておりました。

しかしながら多くの方から、御大の姿を知らせて欲しいとのお声をいただきました。

ですので、これからは出来る限り皆様にお伝えしていこうと思っております。
改めましてどうぞよろしくお願いいたします。

本当に多くの反響をいただきました先日のFNS特別音楽番組。
皆様、ご覧いただけましたでしょうか?

テレビにはなかなか出る事のない御大。

ライブの本番は開演時間に合わせて入り時間を決め、本番に向かう御大なりのペースというものがございます。

テレビの仕事というのは空き時間が多いというのは百も承知。
本番までの時間の過ごし方、ここが大事なのであります。

いかにいいテンションで本番の唄を迎えるか!
コレなのでございます。

なかなかいい手段も見つからぬまま時間ばかりが過ぎて行き、どうしようかと。

テレビのニュースは芳しくない状況を伝えるばかり。
このままでは…。

チャンネルをおもむろにまわすとそこに現れた救世主がぁ!

「囲碁」

急に皆、画面に釘付け。

そこにいる誰一人ルールなど知る由もなく。
何をしているのか全くわからない。なぜいまこの人はしかめっ面になるの?白と黒、いまどっちが優勢なの?どうやったら勝ちなの?

全くわかりません。

しかし、まったくわからないことがミラクルの時間を生んでくれたのでした。

「違う、そこじゃない」
「オレは、いまここに置こうとした」

知らない分、皆好き勝手言ってました。

まだ碁石が置けるスペースがスカスカなのになぜか終了。
「?」

そして、画面に映っている囲碁をしている人の顔色を見て、勝手にこの人が優勢と判断した人が結局負け、というオマケ付き。

ありがとう。
囲碁の時間。

あの日のすばらしい演奏を支えてくれた影の功労者はあなたでした。

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