一軒の銘店がその街の印象をガラリと変える。
そんな事ってありませんか?
「日本のいろいろなところに行けていいですね。どこ街が良かった?」
なんておおざっぱな質問を受けたりする事があります。
街の印象ってその街で出会った人であったり、美味しかった店だったり料理、肴だったり、街そのものの印象よりもそっちの方が記憶に残ってそれが街の印象になっているような気がします。
たとえ地方の小さな街であったりしても、もの凄くいい感じの居酒屋でいい時間を過ごさせてもらったりしたら、いい街として捉えてしまうようなところがある訳です。
で、先日の八王子のイベント。
会場に入る前から会場近くの居酒屋に鋭く目を付けた房さん。
リハを終えてギターの調整している房さんの指令でまずは偵察に向かいました。
暖簾をくぐって、
「すみません、ここは何時からですか?」
店主の感じと店内の様子をチェック。
「どうだった?」
「まず間違いないっス」
本番への準備を整えて、レッツらゴー。
「すみません、ノンアルコールビールってあります?」
「あー、ウチないから近くのコンビにで買ってきて呑んじゃって」
サイコーです。
どうです?
いい感じでしょ。
なあ、旭くん。
こちらの銘店のおかげで、街の印象がグッと良くなりました。
本当にありがとうございました。
2013.6.5