房さんの日常をスタッフ目線でお届けいたします！
先日の京丹後の帰り道、天橋立という文字を見ていきなりフラッシュバックした光景があるんです。
それは、前回の京丹後のライブだったか前々回だったかは定かじゃないんですけど、ライブ翌日の戻り日に、ここまで来たらせっかくなんで天橋立に寄ってから帰ろうってことになりまして、天橋立を軽く観光して、腹もへってきた事だしまずはメシでも喰ってそれから出発しますか。と。そんな流れでございました。
近場のメシ場まで車を走らせボクはそのときカツ丼をお姉さんとは言い難いおばちゃんに注文したんですね。そん時もう一人カツ丼を注文したのがいました。
梅？賢太郎？誰だっけ？
まあ、それは置いといて。
しばらくたってカツ丼が運ばれて来てきました。
「はい、お待たせ。」
「いっただきまー…？」
ボクの目の前に置かれたカツ丼を見て目を疑いました。
もう一人のカツ丼と見比べて自分のカツ丼を二度見してしまいましたね。
あれ？
だってボクのカツ丼だけがメチャメチャ「つゆだぐ」だったんです。
「つゆだぐ」
吉牛じゃあるまいし。
そんな事は一言も言ってねえし。
おっかしいなー。
おばちゃん呼び戻して確かこんな事言ったと思うんです。
「おばちゃん、ここのカツ丼ってさー、これであってんの？」と。
どんぶりを若干傾けて「つゆだぐ」のつゆだぐさ加減を視覚にも訴えてことさら汁感を強調して質問してみました。
明らかにもう一人のカツ丼とはルックスが違ってるんです。
もう一人のは、まあある程度みんながイメージするところのカツ丼。
ボクのはちょっと傾けただけでどんぶりの内側の端っこまでつゆがひたひたになってお米がその中で泳いじゃってるカツ丼。
何だこりゃ。と。
さすがにおばちゃんも明らかにミステークな出来映えのカツ丼を見て、アッ、ヤベって顔に一瞬なったのを見逃しませんでした。
でもさ、おばちゃんねー。こんな不出来映えのカツ丼、貴方がつくったわけじゃないけどさ、運んでくる途中、いくらなんでも気づくでしょうよ。フツー。愛がないねー。全く愛ってもんがないよねー。
リアクション次第じゃさー、もー、いい加減にしてよーっ。
てな気分に。
ずーんとした空気の中、おばちゃんから発せられた一言。
「…御飯、御飯足して埋めましょうか？」
「…、えっ？」
ギャハハハ。大爆笑。
オッケー、オッケー。
もうその一言でオッケーです。
洪水で決壊しそうな土手に土嚢を積む。うーん。違う。
あっ、これこれ。こっちの方がわかり易い。
野球に例えての、雨が降って水たまりが出来てるグランドに土を足してならす。
そんな感じだったんでしょうね。
下手な言い訳無しのまさかの一言。
どこから来たのその言葉。いやー、お見事！
ゲラゲラ笑いながら、「いいよいいよ、そんなにメシ喰えねーし」と。
サラサラとカツ丼クッパ、いや、カツ丼茶漬けみたいな今ひとつの残念な新メニューの食事をいただきました。とさ。
いやあ、人間臭の強烈なバンドマンの方々といろいろな地方を回っておりますと、面白エピソードがあり過ぎて細かい事なんてすぐ忘れちゃうんです。で、時にいきなり思い出す。
最近そんな事の連続です。
ボケ始めてきてるんでしょうかね。
さあ、続き続き。
の前に。
先日収録しに行ってまいりましたが、こんな房さんの姿が見られる番組がオンエアされます。
NHK BSプレミアム５月10日（金）23:15～23:44
皆様どうぞ房さんの勇姿をご覧くださいまし。
頑張ってますから。
４／１９ 明和町ライブ
前夜、刺身祭りの宴の翌日の房さんのブランチはこうなりました。
生魚の後は体が揚げ物を欲したみたいですね。
こちらをいただきましたのは道すがらのゲキ渋な佇まいの定食屋さん。
作業着姿の諸先輩方が次から次に現れるこんなお店は房さんの大好物。
定食の御飯の並盛りがすでに大盛り。
大盛り御飯をだれか注文しねーかな？大盛りライス見てー。
そんな感じ。
さ、時間を調整しましてお初の現場の竹卓さんへ。
普段はオシャレなお店にPAやら楽器を搬入しまして、サウンドチェック、リハ。
楽屋は隣りの料亭の一室でゆっくりくつろがさせていただきました。
そして本番。
初めての会場でした。
ご来場くださいましたお客様、お店のスタッフの皆様ありがとうございました。
また機会ありましたらどうぞよろしくお願い致します。
つづく
さあ、明日は大阪ビルボードライブ。
皆様方のご来場心よりお待ちしております。
2013.5.8